大会案内 | 水郷水都全国会議ホームページでの案内です. |
4頁一括 大会チラシ(PDFファイル) |
開催要項と参加申込書 |
参加申込書(PDFファイル) | 大会チラシから参加申込書だけ切り取ったものです |
2012年11月24日(土)~25日(日)
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第28回水郷水都全国会議・第28回津南大会宣言あの3・11東日本大震災から1年9ヶ月が経とうとしています。未曾有の災禍は、私たち人間の生き方を大きく揺さぶり、今まで当然としていた認識や考え方、社会全体の価値観などを変えていかなければならない時に至ったのではないでしょうか。本大会は、「雪と湧水の“縄文の里”で水環境を考える」をテーマとして、11月23日秋山郷での前夜祭から25日の全体会まで日本全国から150人の方々が集い、交流を深めました。この地は縄文時代から約1万5千年にわたり自然と共生しながら現在への生活を続けており、甲武信ケ岳から流れ出る千曲川が信濃川と名をかえる基点であります。 全国どの水系でもダムや河川改修等によって水循環を損ない、環境破壊が森林、河川だけでなく、海にも負の連鎖を深めています。さらに東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故による核汚染が進行中で、いまだ収束の見通しも立っていません。こうした人類の危機の中で、世界一巨大な規模の柏崎刈羽原発から42キロの津南町で、様々な立場の方々と胸襟をひらき、全国の取り組みや提言について認識を共有する機会となりました。 基調講演では、縄文人が豊かな生活をした時代が、水・川の必然性から営まれたこと、川と海の双方向の自然原理の大切さが話されました。 第1分科会では、「分水嶺を越えて森・川・海の絆」をテーマにそれぞれの活動が発表され、JR東日本は、宮中ダムの違法取水事件のあと、放流量は明示されるようになったものの、住民から強い要望がある取水量の公表を併せて早急に実施されることが求められました。 第2分科会で、「再生可能エネルギー」の可能性や、エコ環境の考え方などが発表され、「雪は巨大な自然ダム」であることが再認識されました。 第3分科会では脱原発などをめぐって、「3.11以後の地域づくりの課題」について論議され、最先端の科学技術をもってしても制御不能な核についていろいろな面からのアプローチで地域づくりを探り、提言がありました。 3日間を通して、地球上の生物種を刻々と絶滅に追いやる自然破壊、人間破壊にどう向き合えるかを学び合い、実践の方途を探るよい機会となりました。 そうしたなかで、山、森、水が放射能で汚染されましたが、われわれはこの福島のことを忘れないで後世に伝えるということを、また、「水系一環の原理」にもとづき、信濃川の鮭の溯上を強く求める水の復権、さらに脱原発をめざすネットワークを強め、次世代への責任を果たす努力をつづけることを宣言いたします。 2012年11月25日 第28回水郷水都全国会議津南大会参加者一同 |
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水郷水都全国会議・第28回津南大会 日時 11月24日(土)13:00 ~25日(日)12:00 会場 津南文化センター (新潟県津南町下船渡丁2806-3、tel025-765-3134、JR飯山線「津南駅」徒歩22分)。 参加費 大会:2,000円(資料代等) 交流会:5000円(綿屋旅館) 主催 水郷水都全国会議津南大会実行委員会 (実行委員長:中山 弘、事務局長:小林 幸一) 〒949-8201 新潟県津南町下船渡戊1061-12 中山方 tel 090-4969-3777 FAX0368-93-3937 |
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内 容 11月24日(土) (全体会) 津南文化センター 開場13:00 ①開会あいさつ 13:30~13:45 ②基調講演 13:45~15:15 ○「大河信濃川が育んだ縄文の里」 講師:佐藤 雅一 (津南町「農と縄文の体験実習館」学芸員) ○「川とは? 水枯れの大河・信濃川に鮭の道を拓く」 講師:大熊 孝 (水郷水都全国会議共同代表・新潟大学名誉教授) ●休憩15分 ③分科会 15:30~17:20 第1分科会:1985年環境庁選定「日本名水百選」はいま 第2分科会:河川・湖沼・海をめぐる課題と実践 第3分科会:自然再生エネルギー(小水力発電、克雪利雪等) 第4分科会:3・11以後の地域づくりの課題 (交流会) 綿屋旅館 18:00~21:00 11月25日(日) (全体会) 津南文化センター 9:00~12:00 ①分科会報告 ②大会宣言採択 |
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