水郷水都全国会議は、全国の水環境を守る市民のネットワークです。

表紙
(このページ)
全国会議の活動 第34回大会 リンク
直線上に配置
バナー

「水郷水都全国会議」は、全国の水環境を守る市民のネットワークです。

水郷水都全国会議は、1984年に琵琶湖畔で開催され た世界湖沼会議に参加した 市民の交流をきっかけに始まりました。第1回大会は、宍道湖・中海の干拓問題を焦点に、松江市(島根県)で開催され、「親水 権」の確立を提起しました。以後、毎年全国各地において、 各地域での水環境問 題を焦点に取り上げながら、市民、市民団体、 研究者、企業、行政など、幅広い人びとが参加し、交流を重ねてきました。
   (2002年11月、第18回長野県大町大会案内文より)

更新 2018年10月10日        

第34回水郷水都全国会議・霞ヶ浦大会

2018年10月13日(土)〜14日(日)
茨城県土浦市茨城県県南生涯学習センター

テーマ:水郷水都全国会議のこれから
ー語り合おう,全国のカッパたち−

(霞ヶ浦の朝日 2018、御供文範氏提供)

詳しくは第34回水郷水都全国会議・霞ヶ浦大会のページをご覧ください。

オンライン参加申込みこちらからどうぞ。

現地実行委員会の活動は実行委員会のページにあります。

大会資料集(2018.10.10掲載)

大会資料集のpdfを掲載しました。閲覧およびダウンロードができます。
52ページあり,5.5Mありますのでご注意ください。
水郷水都全国会議の総括と今後の課題に関する第3章部分の抜粋もあります。こちらは1.1Mです。
大会資料集(全ページ)
大会資料集(第3章のみ)

2018.08.27 訂正のお知らせ
開催要領と参加申込書の常陽銀行の支店名が抜けていました。
常陽銀行の美野里支店です。

ウェブページの記載およびダウンロード用ファイルは訂正してあります。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

開催趣旨

 水郷水都全国会議は世界湖沼環境会議(1984年、滋賀県琵琶湖)を契機に結成され、第1回大会は1985年宍道湖畔の島根県松江市で、 第2回大会は茨城県の霞ヶ浦で開催されました。
水郷水都全国会議はその後、持続可能な水社会を地域から再生させる実践事例と理念を交換して実現をめざすことと、中央集権的な 全国一律の水資源管理の問題点を指摘、解析して地域で起こっている理不尽な開発事業をやめさせ、地域自立型の水管理を示すこと の2つを大きなテーマに日本の各地で開催されてきました。

 第34回水郷水都全国会議・霞ヶ浦大会は、今年10月15日から19日に水郷水都全国会議の出発点である 世界湖沼会議(第17回)がつくば市で開催されるのに合わせて、その前日(10月13、14日)にこれまでの活動の成果と課題を振り返り 今後の方向を議論することを目的に霞ヶ浦湖畔の土浦市で開催します。

 世界湖沼会議では水郷水都全国会議の活動を報告すると共にワークショップ(10月16日夜)を主宰して、世界の仲間たちと共に水環 境を守る市民の活動について交流します。

 第34回水郷水都全国会議・霞ヶ浦大会に、全国から多くの皆様が参加し、日頃の活動を伝えあい、将来に希望の持てる水郷・水都 づくり運動を大きく発展させる機会となれば幸いです。
 全国と地元から、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

開催期日
2018年10月13日(土)〜14日(日)

テーマ
水郷水都全国会議のこれから−語り合おう全国のカッパたち

会場

茨城県県南生涯学習センター
茨城県土浦市大和町9−1ウララビル5階
  JR常磐線土浦駅西口から徒歩1分
  (ペデストリアンデッキで駅から直結)

参加費

・会議参加費(10月14日) 2,000円
・見学会(10月13日)    3,000円
・懇親会(10月13日)    5,000円

 参加申込みの方法

 「第34回水郷水都全国会議・霞ヶ浦大会 参加申込書」に必要事項を記入して郵便、ファックス、電子メールを用いて事務局までご送付ください。ウェブページからオンライン申込みもできます。

  会議参加費(2000円)、見学会費(3000円)、懇親会費(5000円)は郵便振り込みまたは銀行振り込みによりご送金ください。

詳細は第34回水郷水都全国会議・霞ヶ浦大会のページをご覧ください。

プログラム(予定)

10月13日(土) 
見学会 (土浦駅東口集合)

   13:00 土浦駅出発
    かすみがうら市歴史博物館(館内見学,霞ヶ浦遠望)→霞ヶ浦ふれあいランド→高須の一本松→霞ヶ浦湖岸、水生植物帯造成施設(八木蒔)→白菊酒造(石岡市)
   17:00 ホテルマロウド筑波 着

懇親会 (ホテルマロウド筑波)
   18:00 開始
   20:00 終了

全国実行委員会 (ホテルマロウド筑波)
   20:30 開始

10月14日(日) (県南生涯学習センター)
全体会
    9:00 開場
   9:30 開会,実行委員長あいさつ
   9:40-11:00 各地からの報告
   11:00-12:00 [水郷水都全国会議34年の活動の成果とこれからの方向性」
       ・34年の総括 (淺野敏久 広島大学教授)
       ・成果と課題(保母武彦 島根大学名誉教授)
       ・地域から見た課題(荒井一美 霞ヶ浦アカデミー理事長)

   12:00-13:00 昼食休憩

   13:00-15:00 全体討論
   15:00-15:30 会議総括
       ・まとめ、大会宣言、次回開催地の紹介
   15:30     閉会

見学会コース


関連イベント

第34回横浜縦断カヌーフェスティバル(2018年10月21日(日)) http://www.kounan-portal.com/3880/event_detail.html

連絡先

主催

第34回水郷水都全国会議霞ヶ浦大会実行委員会
(実行委員長 荒井一美、事務局長 原田 泰)


「世界湖沼会議と水郷水都全国会議」

2018年10月15−19日に茨城県つくば市で第17回世界湖沼会議(17WLC)が開催されます。
第34回水郷水都全国会議・霞ヶ浦大会(10月13,14日)はこの直前に開催します。

水郷水都全国会議は,10月16日(火)18:00−20:00に世界湖沼会議のワークショップ(自主企画)を行います。世界湖沼会議に参加登録した方は誰でも参加できます。

 ワークショップ「「水辺の環境と社会を守る市民の運動に関する情報とアイデアを交換しましょう」
 2018年10月16日(火)18:00-20:00
 つくば国際会議場 会議室404 (4階)


2017年5月21日、「シンポジウム「世界湖沼会議と水環境を守る市民運動」で保母武彦共同代表が基調講演「世界湖沼会議と水郷水都全国会議」を行いました。この資料は以下のリンクからダウンロードできます。
「世界湖沼会議と水郷水都全国会議」資料(pdf)

本の紹介

「河川工学者三代は 川をどう見てきたのか
 − 安藝皎一、高橋裕、大熊孝と近代河川行政一五〇年」(仮題)

著者:篠原 修 発行:農文協プロダクション
発行予定:2018 年 2 月末 四六判・並製・400 頁 予定価格:3000 円
(予約注文の場合、税なし、送料無料)

この本は元共同代表の大熊孝さんからの紹介です。本のスムーズな発行のために予約注文(1月末まで)をお願いします。
予約注文票と注文先は「ちらし」(pdfファイル)についています。

「ちらし」から「大熊孝氏からのコメント」、「本書の内容」を引用します。くわしくは「ちらし」(pdfファイル)をご覧ください。

□大熊孝氏からのコメント

河川行政を通史的に書いた本としては、西川喬著「治水長期計画の歴史」(財・水利科学研 究所、昭和 44 年 11 月発行)ぐらいしか私は知りません。これは、昭和 39 年の河川法改正直 後に書かれたもので、水資源の動向についてはほとんど触れていません。ましてや平成 9 年 の河川法改正後の環境や景観を含めた、河川行政史はまだ皆無です。

篠原さんのこの本は、平成 9 年の河川法改正も踏まえた形で論述されており、出版されれば 画期的と言えるのではないかと思います。

この本には、これまでの河川行政、河川工学に批判的な内容も書かれています。しかし、土 木技術者の「心」――技術者としての良心・矜持はもちろんのこと当事者としてのつらさも 含めて――とでもいうものを理解している、土木屋である篠原さんが書かれているという点 でも画期的とも言えるのではないでしょうか。

篠原さんの今回の本が出ることによって、土木屋自身、そして世の中からの土木に対する目 も変わっていくのではないかと期待する次第です。

□本書の内容

本書には二つの主題(テーマ)がある。一つは、安藝皎一(1902〜1985)、高橋裕(1927

〜)、大熊孝(1942〜)とつながる河川工学者三代のユニークな生き方と学の歩みを評 伝のかたちで描くこと。もう一つは、この三人の行動と発言を手がかりにしながら、近 代河川行政 150 年と、それに関わった河川技術者・工学者が川をどのように捉えてき たかを描くことである。


大熊は高橋のもとで、そして高橋は安藝のもとで河川について学んだ。技術官僚から政 策官僚となった安藝皎一、歴史家、論説家にして土木のスポークスマンの高橋裕、そし て市民の河川工学者、大熊孝とそれぞれ立ち位置は異なるが、河川改修史に重点を置い た歴史的現場的な視点をもちつづけ、明治以降の近代河川行政に批判的な立場をとりつ づけた点では共通する。河川工学者三代とよぶ所以もそこにある。


希代の三人の河川工学者を通じて、近代河川行政の目標と到達点、そして環境や景観、 脱ダムや河川整備計画への住民参加など、今後の課題を明瞭かつリアルに描く本書は、 技術者、研究者、行政関係者はもちろんのこと、河川に関心をもつすべての人にとって 必読の書である。
 

水郷水都全国会議20年記念資料集

「ふるさとづくり提言の時代」

2005年5月25日に冊子として発行しましたが、このたび(2017年5月13日)PDF版を作成しました。以下のリンクからダウンロードできます。
20年記念資料集(pdf)

第33回水郷水都全国会議in朝倉・久留米

2018年4月21日(土)〜22日(日)
大会テーマ:九州北部豪雨に学ぶ減災と復興 〜自然、文化とともに暮らしを取り戻すには〜

無事、終了しました。

詳しくは第33回水郷水都全国会議in朝倉・久留米記録のページをご覧ください。

水郷水都全国会議20年記念資料集

「ふるさとづくり提言の時代」

水郷水都全国会議の20年(1985年〜2004年)の歩みと、今後に向けての問題提起をまとめた資料集です。(2005年5月25日発行)

PDF版を作成しました。以下のリンクからダウンロードできます。
20年記念資料集(pdf)

冊子を希望される方は


までメールでお申し込みください。無料で進呈いたします。

(目次)
 第1章 20年記念シンポジウム
  ・記念講演
  ・パネルディスカッション

 第2章 各地からの報告
      (アンケート結果と提言)

 第3章 資料
  ・年表
  ・第6回世界湖沼会議ワークショップ
  ・全国実行委員会について
  ・参考書籍、ウェブページ

(体裁)
      A5版、120ページ
(出版)
      水郷水都全国会議


「社会的共通資本としての川」

(2010.11.29)
共同代表の大熊孝さんが宇沢弘文さんと編著で、「社会的共通資本としての川」を出版されましたのでご紹介します。
大熊さんの「あとがき」はこちらで読むことができます。

Social Common Capital
宇沢 弘文 ・大熊 孝 編 「社会的共通資本としての川 」(東京大学出版会、4800円+税=5040円)

内容紹介
川は誰のものか.先人による巧みな治水と利水の知恵から,現代における「脱ダム」思想の意義を論じ,コモンズによる川 の共有を説く.川とそれを取り巻く住民に正面から向き合ってきた執筆陣による,人と川との新しい付き合い方の創造。
主要目次

序 章 社会的共通資本としての川を考える(宇沢弘文)

第I部 持続可能な治水と利水の実践
第1章 20世紀の河川思想を振り返る(蔵治光一郎)
第2章 水利文明伝播のドラマ――スリランカから日本へ(茂木愛一郎)
第3章 都江堰と2300年の水利――四川省大地震からの復興(石川幹子)
第4章 技術にも自治がある――治水技術の伝統と近代(大熊 孝)

第II部 リベラリズムとしての脱ダム思想
第5章 コモンズにはじまる信州ルネッサンス革命――「脱ダム」宣言のアスピレーション(宇沢弘文)
第6章 脱ダムから緑のダムへ――エコロジカル・ニューディール政策としての森林整備(関 良基)
第7章 吉野川第十堰と緑のダム――「流域主義」の視点から(中根周歩)
第8章 宝としての球磨川・川辺川にダムはいらない(高橋ユリカ)
第9章 なぜダム建設は止まらないのか(岡田幹治)
第10章 八ッ場ダム中止への道のり(嶋津暉之)

第III部 コモンズによる川の共有
第11章 自然としての川の社会性と歴史性(高橋 裕)
第12章 川・魚・文化――天塩川水系・サンル川から考える(小野有五)
第13章 淀川における河川行政の転換と独善(宮本博司)
第14章 地方分権――川を住民が取り戻す時代(神野直彦)

あとがき (大熊 孝)
担当編集者から
 編者がこの十数年間取り組んできた,「社会的共通資本」の考えを提唱する新しいシリーズの第2作です.本書では川の問題を取り上げます.
 八ッ場ダムの問題が世間を騒がせていますが,そもそも計画発表から50年以上も問題となり続けているという事実に 驚かれた方も多いのではないでしょうか.日本の河川行政は,一体どのようなことになっているのでしょうか.また,ダムの 役割は治水・利水・発電といわれますが,ではどれほどその効果が証明されているのでしょうか.川は本来,どのような姿で あるべきなのか.本書の提言が,広く世に共有されることを期待します.

水郷水都全国会議は会員制です。
会員になりたい方はぜひご参加ください。

水郷水都全国会議は、2008年より会員制となりました。会費を納入すれば誰でも会員になれます。
年会費:2000円
申込み、お問い合わせは下記の水郷水都全国会議事務局にご連絡ください。

島根県松江市袖師町99 内藤ビル203
  財)宍道湖・中海汽水湖研究所内 水郷水都全国会議事務局
    電話/FAX:0852-21-8683

水郷水都全国会議メーリングリストのご案内

水郷水都全国会議は、全国の関心を持つ人たちの情報交換のためにメーリングリストを 利用しています。どなたでも参加できます。参加ご希望の方は、
水郷水都全国会議ウェブ管理者

宛てにお名前と利用するメールアドレスをメールでお知らせください。

表紙
(このページ)
2018.10.05
更新
全国会議
の活動

2018.08.29
更新
第34回大会

2018.10.05
更新
リンク

2011.06.21
更新

(このホームページに関するお問い合わせはウェブ管理者

にお寄せください。
水郷水都全国会議事務局は (財 )宍道湖・中海汽水湖研究所にあります。
  島根県松江市袖師町99 内藤ビル203
  財)宍道湖・中海汽水湖研究所内 水郷水都全国会議事務局
    電話/FAX:0852-21-8683 

直線上に配置